日本製 オルソケラトロジー 勉強会

2024/09/29

勉強会開催の連投稿です。

当院では以前よりオルソケラトロジーという近視治療および近視進行抑制効果の治療を取り入れてきました。自由診療のため、保険適応ではありません。現在当院で使用可能なレンズは、外国製のものを使用してきました。今回、メニコン(日本製)のオルソケラトロジーレンズの説明会を依頼し9月13日金曜日に行われました。とても好評でしたので今後当院で取り入れていく方針です。

オルソケラトロジーとは、就寝中に特殊なコンタクトレンズを装用し、朝レンズを外し裸眼で生活ができる治療です。近視の強い方は、矯正不足になりやすく適応外です。年齢は、8歳位からコンタクトの装用がトライアルの時に可能であれば適応になります。近視早期に始めると、近視進行抑制効果が得られる可能性があり有用です。近視は進行するとほとんどが元に戻りません。早期の対応が大事です。

興味のある方は、是非外来受診され説明と相談を受けてください。2050年には、近視人口が全体の半数に達すると予想されております。現代病で特にアジア地域に多く、近視が進行すると将来、中年、高齢に合併症の病気を発症しやすくなります。近視の度数を進ませないことが予防になります。

将来を見据えた大事な治療であります。

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